安心・安全で元気になれる自然の恵み“フルボ酸”
フルボ酸は土壌中に数多く存在しています。
動植物の遺骸が長い年月をかけて自然界で分解や重合を繰り返して出来る、
茶褐色の有機物で、腐植物質の一種です。
土の中の各種ミネラルと結合し、植物への吸収を促進することにより、植物の生育を高めます。
良質の土壌にはフルボ酸などの腐植物質が多く含まれるため、植物がミネラルを吸収しやすく、
保水効果により乾燥を防ぐため、植物の生育が良くなると言われています。
小田畜産では畜舎から出る糞尿を尿排水処理設備や、コンポスト装置で処理することにより、
腐植化をすすめ、フルボ酸が多く含まれるフルボ酸培養液や培養土を作り出しています。
そのフルボ酸培養液を飲水として豚に与えることで、健康で発育のよい豚を育成しています。
小田畜産のフルボ酸生成システム
フルボ酸の効果
フルボ酸は、人体はもちろん、地球上に生命を持つすべての生命体にとって必要不可欠なミネラルやアミノ酸等を豊富に含みます。
- 微生物を活性化する
- 水が腐らない
- カビが発生しにくい・腐敗しにくい
- 抗酸化作用がある(新鮮な状態が長く続く)
- 成長促進作用がある
- 健康促進作用がある
など様々な効果が期待できます。
養豚におけるフルボ酸の効果
小田畜産では、フルボ酸培養液を飲水として豚に与えることで以下のような効果を上げています。
- 大腸菌、黄色フドウ球菌、緑膿菌、サルモネラ菌などの病原菌抑制がされ、腸内の善玉菌が多くなる(便通がよくなる)
- 腸内がよくなると栄養の吸収がよくなり、増体効果、出荷日令の短縮などの発育が促進される
- 獣臭(臭い)が治まる
- アンチエイジング効果が期待できる
- 下痢などの疫病発生を防止する
農業におけるフルボ酸の効果
農業においてフルボ酸培養液や培養土を用いると、品質・収量ともに安定した生産に役立つと共に、次のような効果があります。
- 虫がつきにくい
- 生産性の向上
- 見た目に艶がある
- 化学肥料、農薬の削減
- 栄養価が高く野菜本来の旨みがある